2012年11月27日

悪の教典


鑑賞映画館:TOHOシネマズ梅田
シアター1
鑑賞日時:11月13日
評価:B

原題:悪の教典
製作:2012年 日本
監督:三池崇史
出演:
伊藤英明
二階堂ふみ
林遣都
浅香航大
水野絵梨奈
山田孝之

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は貴志祐介による同名のサイコホラー小説の映画化で、人気も実力もあると評されている教師が実はサイコパスの凶悪犯罪者で、自らの犯罪を隠すために狂気の殺戮を繰り広げるといった筋書きです。

はっきり言って、映画としては失敗しているように思えます。
登場人物が異常に多く、その割にそれぞれのキャラが今ひとつ立っていないことや、特に生徒が皆同じように見えてしまうのというのがやはり大きな問題点でしょう。
ストーリー展開的にも前半は色々なエピソードを無理やりにねじ込んだ総集編的な作りでなんだかよくわからないままダラダラと時間が過ぎていきますし、後半の殺戮シーンに力を入れて描いている割にはほとんど同じような場面が続き、ただの作業を見せられているような気分にすらなってくるなど、全体にちょっとどうなんだろうという感を強く受けてしまうことは否めません。

確かに心理描写の部分はかなりよくできていますし、細かい伏線も結構しっかりしていて原作は非常に面白いのだろうということは伝わってきます。
さらに出演陣の演技も素晴らしく、特に主役の伊藤英明は爽やかな狂気という非常に難しい役柄を体当たりで演じきっていてただの肉体派俳優ではないところを見せつけています。
見所は非常に多いと言えます。

しかしそれでも映画としては失敗している感が否めないのは、作品が映画には向いていないということなのかもしれません。
もう少し長い時間をかけ、テレビのドラマシリーズとして製作されていれば、一人一人のキャラやエピソードをもう少し掘り下げることができ、心理描写もきっちりと描いた非常に面白いシドラマシリーズになりえたのではないか、そう思えます。
そういう意味で残念な作品であると感じました。





posted by lasta at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(1) | あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

のぼうの城


鑑賞映画館:TOHOシネマズ伊丹
シアター4
鑑賞日時:11月16日
評価:A-

原題:のぼうの城
製作:2012年 日本
監督:
犬童一心
樋口真嗣
出演:
野村萬斎
佐藤浩市
成宮寛貴
山口智充
榮倉奈々
上地雄輔
山田孝之

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は豊臣秀吉の小田原攻め時に、石田三成率いる数万の軍勢に攻め寄られながら小田原城が落ちるまで落城しなかった忍城の史実を元に大幅に脚色された戦国絵巻的な作品です。

まぁ普通に面白い映画と言えます。
全体にリアリティはあまりなく、むしろ大げさでありえない描写が続きますが、それも含めて許せてしまう変な説得力と緩さを持った映画だと感じます。
たった一騎で数十人を押し返してしまったりとか、突然一騎打ちが始まったり、はたまたただ水が溜まっていくだけのはずの水攻めが物凄いことになっていたりなど、戦国時代の映画というよりも三国志演義の映画のような大らかさすら感じてしまうくらいで、まぁこういうのもアリかと思わせてくれます。

こういう映画にはあまり色々言う気はしません。
細かいところをつっこみ始めたらキリが無いのは確かですし、これを大傑作映画と褒め称える気もありませんが、まぁこんなのもアリだなとは思わせてくれる普通に面白い映画だと感じました。





posted by lasta at 19:31 | Comment(0) | TrackBack(3) | な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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