2009年04月07日

ヤッターマン

映画「ヤッターマン」オフィシャル・ヴィジュアル・ブック鑑賞映画館:TOHOシネマズ伊丹 スクリーン4
鑑賞日時:4月7日
評価:A-

原題:ヤッターマン
製作:2009年 日本
監督:三池崇史
出演:櫻井翔(嵐) 福田沙紀 深田恭子 生瀬勝久 ケンドーコバヤシ

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※ネタバレを含む場合があります。

ヤッターマンと言えば70年代に大人気だったタイムボカンシリーズの2作目です。秀逸なキャラ設定や独特の世界観、これでもかとばかりに飛び出す脱力系のギャグの数々、そしてけっしていやらしくないお色気は今の目で見ても十分に魅力的で、今でもかなりファンが多い作品です。
最近になってリメイク版が放映されたりもしていました。

ただし、今回の作品は実写です。
アニメや漫画原作を実写にしたものというと、どうしても中途半端な内容になってしまっていたり、作品の世界観を描き切れていなかったり、下手をしたらタイトルだけ同じ全く別作品になっていたりで、面白いと思える作品は極めて少ないのが現状です。

しかし、この作品だけはそんな憂慮とは無縁でした。
昔のヤッターマンを忠実に再現してくれています。いや、アニメ以上にヤッターマンでした。

特に、ボヤッキー役の生瀬勝久のはまりっぷりは恐ろしいものがありました。誰が何と言おうとボヤッキーです。全国の女子高生のみなすゎ〜んです。
トンズラーのケンコバもなかなかいい味を出してました。妄想の70年代アニメ風プロレスシーンはひょっとしてケンコバ自身の妄想でしょうか(笑

その二人のはまりっぷりに対して、ドロンジョの深田恭子は少しおとなしめな感じはしました。アニメでは妖艶なイメージがありましたのでもう少し年上の方がよかったかもしれません。横暴な女王様というよりも、おてんばなお姫様のイメージでしょうか。
ただ、これはこれでアリで、ヤッターマン2号と恋の鞘当をするようなシーンは、このくらいの年齢の方が良かったとも言えます。

異様なまでにキャラの立った3人組に対して、主役のはずのヤッターマン1号2号は地味な印象です。わざわざ櫻井翔を使った割には……という気はしますが、元々のアニメからして微妙な扱いなのでまぁいいでしょう。

というわけでアニメの再現という意味では素晴らしいです。
「毎週1回戦う」ということすら本編に出てくるほど忠実な再現です。
これでもかというほどの小ネタも、下ネタも、お色気シーンも、悪くないです。ヤッターワン出動のようなちょっとしたシーンをギャグにする手腕もなかなかのもので非常に楽しめました。
昔のアニメを見ていた30代前後を狙った感じもあり、あまり子供向けとは思えませんが、それはそれで悪いことじゃありません。

ただ、ストーリーはたいしたものじゃありませんでした。
無理やり大きなストーリーとスペクタクルを作ろうとして、最終的に微妙なラストになった気はします。

変に映画として完結させたものにしようとするのではなく、完全にシリーズ放映中の1エピソードと割り切ったようなつくりで3〜4回戦うという方向の方が良かったのかもしれません。


で、次回予告どおりの次回作は作るんですかね?

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posted by lasta at 18:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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