2010年04月12日

トランスポーター3 アンリミテッド

鑑賞映画館:DVD
鑑賞日時:2月25日
評価:B

原題:Transporter 3
製作:2008年 フランス
監督:リュック・ベッソン
出演:ジェイソン・ステイサム ロバート・ネッパー ナターリア・ルダコワ フランソワ・ベルレアン セーム・シュルト

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は寡黙で冷徹なアクションヒーローを描くトランスポーターシリーズの3作目。
今回は舞台をヨーロッパに戻し、これまで以上に「運び屋」であることを前面に出した作品になりました。

というわけで、確かに運び屋です。
少なくともさっさと車を降りた第1作や、ボディガードになってしまっていた第2作よりはよほどタイトルに忠実な作りとは言えます。
肉体を使ったアクションシーンはかなりいい出来ですし、カーチェイスのシーンもこれまでになかったと言っていいほどのできです。
アクション映画としては十分すぎるくらいの及第点がつけられるでしょう。

にも関わらず、なぜか微妙な印象が残ってしまいます。
愚直なまでにルールに従おうとするキャラ付けの根幹が無視されてしまったせいかもしれません。
全体にスパイアクション的な味付けがなされているにも関わらず、007やM:Iに比べて圧倒的に地味な展開をし続ける・・・ただ車で走りながら襲い掛かってくる敵と戦ってるだけにしか見えないせいかもしれません。
車から離れると爆発する腕輪のようなガジェットが今ひとつ効果的な演出になっておらず、かえって安っぽい、あるいは子供騙しの印象を残してしまったせいなのかもしれません。
ヒロインがあまり魅力的に見えない・・・ルックスが微妙というのは置いておいても、その言動が単に痛い姉ちゃんにしか見えず、画面上でもヒロインの気まぐれと成り行きで嫌々付き合わされてるだけにしか見えないせいなのかもしれません。
とにかく、何かがずれている・・・そして、悪い意味で小さくまとまってしまっている感じがしてしまいます。

シリーズものの続編というのは、それまでのキャラクターや世界観に縛られる分、単体の映画より難しい部分があるのは確かでしょう。
そしてこの映画ではそれが悪い方に出てしまった。このシリーズならではの魅力である、一見寡黙で冷徹だけども実は異常に面倒見が良いというキャラクターの良さが消えてしまい、追加されたラブロマンスのような要素があまり魅力的ではなかったという、かなりどうしようもないアクション映画になってしまったということなのでしょう。

posted by lasta at 01:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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