2012年08月23日

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st

TOHOシネマズなんば
PREMIER
鑑賞日時:7月11日
評価:B+

原題:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
製作:2010年 日本
監督:草川啓造
出演:
田村ゆかり
水樹奈々
水橋かおり
桑谷夏子
高橋美佳子
久川綾
五十嵐麗

映画生活 goo映画



※ネタバレを含む場合があります。

この映画は2000年代を代表する深夜アニメの一つと言える魔法少女リリカルなのはシリーズの第1シリーズを劇場版として再構成、リメイクしたものです。
第2シリーズ「A's」の劇場版公開に合わせてリバイバル上映されていましたので、まだ未見ということもあり見てきました。

色々言っても人気シリーズの出発点だけあって、さすがによくできています。
最初は敵として出会った二人の少女が徐々に心を開いていく様を中心に様々な人の想いが綴られていくストーリーを、友情努力勝利といった少年アニメ的な要素も織り込みつつ、戦う魔法少女という特殊なフォーマットで表現した構成はなかなか見事なもので、オーソドックスなストーリー展開に新鮮な味付けをするという娯楽作品の王道をきっちりと作り上げていると感じられます。

流れとしてはテレビ版と概ね同じ、というよりもテレビ版の再編集のようなものではありますが、前半をかなり端折ってあることを始め1本の映画として完全に作りなおされていて、総集編映画にありがちなまとまりの悪さが比較的抑えられていることが大きな特徴と言えるでしょう。もちろん、もともと1本の映画にするように作られているわけでもない地上波放送を無理にまとめているため冗長に感じる場面も少なくはないのですが、これはある程度仕方のないことだと割り切るべきでしょう。
長いシリーズ展開の中で後に追加された設定に関する部分が映像化されていることもファンには嬉しいところではないでしょうか。

アクションシーンや、魔法陣が空中に描かれるような独特の描写はテレビ版のころからかなり良いものがありましたが、その良さもかなり受け継がれています。
個人的にはレイジングハートのデザイン変更等ちょっと狙いすぎかなと思うところも無いわけでもないのですが、これは好みの範疇でしょう。

というわけで地上波版をうまくまとめ直したいい出来の「総集編」と言えると思います。
基本的にはファン向けの映画ではあるのでしょうし、やや特殊な分野に属するアニメ映画ではあるのですが、シリーズに興味を持ったまだ未見の人であれば地上波13話を今から見直す代わりにこの映画を見ても特に問題ないくらいの出来にはなっていると言えるのではないでしょうか。





posted by lasta at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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