2010年12月17日

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

鑑賞映画館:TOHOシネマズ梅田
シアター6
鑑賞日時:11月27日
評価:A-

原題:NOWHERE BOY
製作:2009年 イギリス
監督:サム・テイラー=ウッド
出演:
アーロン・ジョンソン
クリスティン・スコット・トーマス
トーマス・サングスター
アンヌ=マリー・ダフ
デヴィッド・モリッシー

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※ネタバレを含む場合があります。

ジョン・レノン、あるいはビートルズと言えば少しでも音楽に興味がある人間であれば知らない者はいないといっていい、そしてもし名前を知らないという人がいたとしても、その歌はどこかで聞いたことがあると断言できるくらいに偉大な存在です。
そしてこの映画はデビュー前、学生時代のジョン・レノンを往年の名曲とともに描いた伝記的作品です。

ひとことで言えば、きれいにまとまった青春映画です。
厳格な育ての親は自分を理解してくれようとはせず、再会を果たした奔放な母親は自分を受け入れようとはするもののそれは許されず、必ずしもうまくいっていない2人の母親の間で自分の居場所すら見出せないない中で音楽に目覚め、そこに自分の居場所を見つけていくといった話です。
いわば少年から大人への成長譚、あるいは通過儀礼の話を一人のアーティストを通して描いた話ですが、それとともに、ジョンを通して2人の母親が関係を修復していく様が描き出されていくストーリーでもあります。
全体として、本当に綺麗にまとめられている作品です。

主演の人があまりジョンっぽくないことは置いておいても、綺麗な青春映画としてまとめられている以上事実の多くが脚色されているでしょう。
ジョンよりも2人の母親に焦点を当てている感もありますし、その割には実の母であるジュリアの死があまりにも唐突すぎるものとして、ほとんど何の説明もなく、あっさりと描かれているのも気になります。

しかし、このあたりを置いておいても、非常に綺麗にまとめられた青春映画であり、ジョン・レノンのファンでなくとも十分に楽しめる一本ではないかと思います。

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2009年08月16日

ナイトミュージアム2

鑑賞映画館:TOHOシネマズ梅田 シアター1
鑑賞日時:8月14日
評価:A-

原題:Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
製作:2009年 アメリカ
監督:ショーン・レヴィ
出演:ベン・スティラー エイミー・アダムス オーウェン・ウィルソン スティーヴ・クーガン ハンク・アザリア

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は夜になると展示物が突然動き始める博物館を描いたコメディ映画「ナイトミュージアム」の続編で、今度は舞台をあのスミソニアン博物館に移し、前作より遥かにパワーアップしての続編ということになりました。

正直言いまして、前作は良作ではあってもあくまで子供向けですし、続編を作るほどのものでもないという感じがありました。
続編でスミソニアンが舞台になると聞いたときも、あのドタバタ喜劇を多人数にするだけのどうということのないものだろうと思っていました。

が、見てみるとこれが意外に面白いのです。
前作の良かったところはそのまま引き継いだ上で前作よりももう少し普通の娯楽映画にシフトした感じで、コメディ色の強いアクション映画として普通に楽しめる内容に仕上がっていました。
それぞれのキャラも立っていますし、悪の軍団対主人公の戦いというベタではあっても面白い筋書きで、危機の連続を多くの人たちの協力で乗り越え最後には勝利をつかむという娯楽映画の基本をしっかり作り上げることができていました。
描かれている内容からして、子供向けというよりは仕事に行き詰って疲れているサラリーマン向けの映画なのかもしれません。

ただし、前作よりももう少し上の年齢も楽しめるコメディを狙ったせいか、アメリカの歴史や文化について詳しくない人には敷居が高くなってしまっている感が否定できません。
言い換えるなら、アメリカ国内向けのコメディ映画になったな…という感じです。

たとえば、アメリア・エアハートがどこに飛んで行くかよくわからなかったり、サカガウェアの名前がよくわからなかったり、カスター将軍が何も考えずに突っ込んで自爆したりなど、それぞれ歴史上に元ネタがあって、その知識があってこそネタとして楽しめるわけですが、アメリカでは常識と言っていいこれらの人物も日本ではあまり知られていないというのが実情でしょうし、である以上ネタとして理解するのも難しくなるわけです。
イワン雷帝に至っては「Ivan the Terrible」という名前だからこそ怒っていたわけで、「雷帝」という字をどれだけ眺めても何故彼が怒っていたのか理解不能でしょう。

そういうわけで、基本的には面白い映画なのですが、見る人をかなり選んでしまうかなという気は正直してしまいます。

ナイトミュージアム
ナイトミュージアム2


posted by lasta at 09:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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