2009年06月04日

ROOKIES -卒業-

ドキュメント of ROOKIES -卒業- [DVD]鑑賞映画館:TOHOシネマズ伊丹 スクリーン1
鑑賞日時:6月2日
評価:B+

原題:ROOKIES -卒業-
製作:2009年 日本
監督:平川雄一朗
出演:佐藤隆太 市原隼人 小出恵介 城田優 中尾明慶 高岡蒼甫 桐谷健太 佐藤健 五十嵐隼士 川村陽介 尾上寛之 山本裕典 石田卓也 村川絵梨

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は1998年から少年ジャンプで連載された森田まさのり氏の漫画を原作としたもので、同じくこの漫画を原作として2008年に放映されたドラマの続編にあたる作品と言えます。

内容ですが、やや時代錯誤的な感すら漂うスポ根ものです。
熱血教師の言動に不良生徒たちが心を動かされ、心を一つにして共通の夢=甲子園に向かって…という、そういえば昔ラグビーでこんなドラマがあったっけなぁというような懐かしい気分にさせられる古典的なストーリーです。

熱血教師の言動がやたら漫画的でいまひとつ心に響かず、むしろ滑っている感じがあるのはまぁいいでしょう。
メンバーが高校生の割には妙に老けていて、高校野球というより芸能人草野球大会という感じがあるのもまぁいいでしょう。
何やかんや言いつつも基本フォーマットを外さない安心した作りで、十分に合格点を出せる野球映画でした。

…甲子園に行くところまでは。

ただ、ラストシーンがいただけません。
邦画…というより日本のドラマには、ここは笑うところ、ここは泣くところ、というようなことを過剰なまでに主張する傾向があるのですが、この作品はこの傾向がとんでもなくひどいものがありました。
何でしょうか、あの延々と続く大演説大会は。
何だか自己啓発セミナーのビデオを見せられているようで、かなり寒い気分にさせられてしまいました。

ああいうのは合う人はとことん合うでしょうし、そういう人は多いとは思います。
実際私の周りでも泣いている人がかなりいました。

ただ、私には合わなかった。
そういうことです。

posted by lasta at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(2) | ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

ラスト・ブラッド

ラスト・ブラッド (角川ホラー文庫)鑑賞映画館:TOHOシネマズ西宮OS スクリーン3
鑑賞日時:5月31日
評価:B-

原題:Blood: The Last Vampire
製作:2009年 香港 フランス
監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン 小雪 アリソン・ミラー リーアム・カニンガム 倉田保昭

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※ネタバレを含む場合があります。

この作品は2000年に公開された「BLOOD THE LAST VAMPIRE」に若干のアレンジを加えた実写版です。
アニメではストーリーテラー的に存在していた保険医が基地司令官の娘で同級生という設定に変わったことや、「オニゲン」と呼ばれる怪物の親玉的な存在が新たに登場することなどがアニメ版との相違点となります。

主役のサヤ役はチョン・ジヒョンで、なぜ韓国人が起用されたのか疑問に思わないでもないですが、全体に漂う無国籍な感じとの相性は決して悪くはなく、独特な存在感を出すことができています。
ただ、セーラー服が全くと言っていいほど似合っていません。
アニメ版のセーラー服も理由が見えませんでしたが、今作はそれ以上に全く理由が見えず、なんだか安っぽいコスプレビデオのようです。
これなら冒頭の地下鉄の場面で着ていた服をそのまま着続ける方がよほどクールでかっこいいイメージを作れたのではないかと思えます。

作品ですが、アニメ版を踏襲した部分に関してはかなりいいできだと言えます。
アレンジした部分も悪くないですし、特に街中で大量の怪物と戦うシーンの爽快感はなかなかのものがあり、そこから一気にアニメ版のクライマックスである滑走路での戦闘シーンになだれこむあたりは非常に面白いものがあります。
もしこの映画がここで終わっていれば、私はこの映画を高く評価していたことでしょう。
しかし、この映画の最大の問題は、ここで終わらずにグダグダとした展開が続いていくということです。

もちろん、実写版オリジナルの展開を入れてはいけないとは言いません。
オリジナルの敵キャラを入れてはいけないとも言いません。
しかし、入れるなら入れるで全体の流れというものを意識してほしいということです。

後半の追加された部分は、それまでとあまりにも雰囲気が違い感情移入を阻害されてしまうような場面が続きますし、オニゲンとの戦闘も変に説教臭いだけで戦闘そのものはあっさり終わってしまいます。
はっきり言って、とってつけただけのような印象強く、見ていてかなりつらいものがありました。

前半についてはかなりいいできだっただけに、もう少し全体の流れを考えて構成していればこれより遥かに面白い作品になれただろうと思えるだけに、色々と残念な感じではあります。

それともう一つ。
サヤとオニゲンの会話が英語なのはどういう意図なのでしょうかね。
あの場面は日本語じゃないと不自然だと思うのですが…。
BLOOD THE LAST VAMPIRE
ラスト・ブラッド


posted by lasta at 11:43 | Comment(0) | TrackBack(1) | ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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