2009年06月22日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [DVD]鑑賞映画館:DVD
鑑賞日時:6月20日
評価:B+

原題:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
製作:2007年 日本
監督:庵野秀明 摩砂雪 鶴巻和哉
出演:緒方恵美 林原めぐみ 三石琴乃 山口由里子 立木文彦

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※ネタバレを含む場合があります。

1995年に社会現象とも言える大ブームを起こしたアニメ作品がテレビ放映されました。
「新世紀エヴァンゲリオン」と名付けられたこのアニメは、襲ってくる敵を巨大ロボット迎え撃つという基本線こそ伝統的な巨大ロボットアニメを踏襲してはいますが、かなり細かいSF的設定や魅力的なキャラクター、そして偏執的とすら言えるほどに細かく描かれた心理描写やオカルト的世界観など徹底的に作りこまれた作品でした。
テレビ放映終了後も、あまりにも難解かつ抽象的な最終2話についての異論が続出し、劇場版という形で補完されたものの、これがまた難解な作品で賛否両論が大きなものとなったことも記憶に新しいものがあります。

それから10年がたち、かなり唐突に4部作から構成される新作が発表されました。
タイトルも「ヱヴァンゲリヲン」と微妙に変わったこの作品群は、製作者曰くリニューアルでもリメイクでもない新作ということで、リメイクとは何がどう違うのかはよくわかりませんが、テレビ版を基本的に踏襲したものプラスアルファということで、マクロス劇場版のようなものだという理解をしておけばいいのでしょうか。
そしてこの映画は、新作シリーズの第一作にあたるもので、主にテレビ版の1話から6話までにあたります。

内容的にはテレビ版と大筋で一緒で、テレビ版が画面的に色々言っても昔ながらのアニメという感じだったものを、CGを多用した立体感のある映像で再構築したというという感じです。
違うところは本当に細かいことばかりなのですが、テレビ版よりも心理描写が細かく描かれているのはなかなかいい感じですし、それ以外の場面もかなり丁寧に描かれている印象です。
ヤシマ作戦の撃ち合いの場面は丁寧に描きすぎてかえってリズム感が無くなっている印象もありますが、こういうのは好みの問題でしょう。

というわけで、特に色々言うことはなく、テレビシリーズの再構築という意味では上々の滑り出しと言えるものに仕上がっているとは言えるのではないでしょうか。
もちろん、このあとどうなるかは何とも言えませんが。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破


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2009年05月06日

ワールド・オブ・ライズ

ワールド・オブ・ライズ 特別版 [DVD]鑑賞映画館:DVD
鑑賞日時:5月5日
評価:A-

原題:Body of Lies
製作:2008年 アメリカ
監督:リドリー・スコット
出演:レオナルド・ディカプリオ ラッセル・クロウ マーク・ストロング ゴルフシテ・ファラハニ アロン・アブトゥブール

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※ネタバレを含む場合があります。

この映画は主に中東を舞台とした「対テロ戦争」を題材にしたスパイ映画です。
スパイ映画と言っても007のような荒唐無稽に作られているわけではなく、もしかしたら現実にあるかもしれないというくらいのところで重く作られているのが特徴です。

正直言って、前半はかなりつまらないと感じました。
確かに銃撃戦やヘリとランクルの撃ち合いのような派手な場面はあります。しかしそれが全体としてうまくマッチしておらず、どうでもいい話を連続して見せられているだけのような気分でした。

が、後半、架空のテロリストをでっちあげるあたりから俄然面白くなってきます。
レオナルド・ディカプリオ扮するCIA工作員、その上司、ヨルダン情報局の担当者という、テロリストを捕えるという目的は同じながらも、思惑が一致しているわけではない3者の虚虚実実の駆け引きは面白く、最後まで目が離せない展開になっていきます。

クライマックスはややご都合主義にすぎる感も否定できませんが、このくらいなら別に構わないと私は思います。

この映画、基本的には世界に自分のやり方を押し付け、その結果として反発を受けているアメリカという国を、ラッセル・クロウ演じる上司の傲慢さに象徴させることで揶揄しているのだと思われます。
そのような政治思想性については微妙な面があり、私は敢えて何も言いませんが、それは抜きにしても十分に面白い映画に仕上がっていると感じました。

posted by lasta at 07:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | わ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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