2013年02月11日

宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」

鑑賞映画館:なんばパークスシネマ
シアター7
鑑賞日時:1月18日
評価:A

原題:宇宙戦艦ヤマト2199
第四章「銀河辺境の攻防」
製作:2013年 日本
監督:出渕裕
出演:
菅生隆之
小野大輔
鈴村健一
桑島法子




※ネタバレを含む場合があります。

リメイク版ヤマトのイベント上映も早いもので4回目。
ついにドメル将軍が登場し、ヤマトへの攻撃を始めるところが描かれます。

始まってすぐにかなり驚く描写があります。
ドメル将軍が戦う相手がヤマト2での敵対勢力だったガトランティスの艦隊なのです。
さらに、次元潜航艇を指揮してヤマトに迫ってくるのはヤマト3でヤマトを苦しめたガルマン・ガミラスの名艦長フラーケンです。
このあたりかなり思い切ったアレンジが入っているようで、今後のシリーズの流れも昔のシリーズとはかなり変えてくるのではと感じます。

全体としては非常に面白い、の一言です。
前回の第三章は割と中だるみ的な印象が強く、ちょっとどうなんだろうという部分は否定できなかったのですが、今度はその感覚を完全に払拭した非常に面白い話が続きます。
中でもガミラスが心理攻撃を仕掛けてきた場面は、かつての名作「うる星やつらビューティフル・ドリーマー」を思い出すような流れの中で、今作のおそらくはかなり重要なキーパーソンであろうユリーシャと森雪を描くという、非常に見どころも多くそして面白いエピソードとしてまとまっていました。

また、ガミラス側の人間関係もよく描かれていて、今後クーデターでも起きるのではとか、そのへんのゴタゴタの結果として古代とデスラーの間に個人的な友好関係が産まれるのかな、などと思ったりもします。

何にしてもかなり良い出来です。
まだまだ道半ばではありますが、今後も非常に楽しみなシリーズだと感じます。
地上波放送も無事に決まりましたし、イベント上映では見ていない多くの人にも見て欲しいと思うところです。





posted by lasta at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

007 スカイフォール

鑑賞映画館:MOVIXココエあまがさき
シアター4
鑑賞日時:1月16日
評価:A-

原題:Skyfall
製作:2012年 イギリス アメリカ
監督:サム・メンデス
出演:
ダニエル・クレイグ
ジュディ・デンチ
ハビエル・バルデム
レイフ・ファインズ
ナオミ・ハリス

映画生活 goo映画



※ネタバレを含む場合があります。

007と言えば知らない人はいないであろうスパイ映画の代名詞的シリーズで、この映画は23作目にあたるシリーズ最新作になります。

一言で言えば、さすがに面白い。
007と言われて思い出されるような荒唐無稽な秘密兵器やアクションはあまり見られず、そういう意味では大人しい出来ではあるのですが、その分ストーリーや世界観といったものでグイグイと魅せていきます。

今回は新旧交代的なものが大きなテーマとして描かれているようで、旧世代の代表的な存在であるMが、言ってみれば同じ旧世代の仲間である(一度は切り捨てた上に、もはや任務に耐えられるような身体ではなくなっているはずの)007にありえないほどの肩入れをしていく様子と共に、その旧世代が新世代に受け継がれていく姿が描かれていきます。
このために、007が任務に失敗する様子や、酒に溺れる姿のようなカッコ悪い姿もこれまでになく描かれていますので、単純なヒーローものとしてのスパイ活劇を見たい人には辛い映画になっているかもしれません。

しかしこれは同時にこれまで培ってきた旧世代のものをリニューアルし、次の世代に引き継がせるという、50年という長い年月をかけて築き上げてきた大シリーズの一つの集大成的な作品と仕上がっているわけで、一つの作品として非常に見応えのあるものとなっているわけです。

もちろん過去のものを単に全否定しているわけではなく、かつての「ボンドカー」アストンマーチンが印象的な場面で出てくることでもわかるように、これまでのファンへのサービスは全く惜しんでいないばかりか、古いものでも使いどころが合えば力を発揮できるといったところを描いた上で、それでも時代に合ったものに引き継がれていくということを描いているところは特筆に値します。

映像や演出、舞台設定等もかなり良く、それらを通して表現される心理描写等も非常に効果的だと感じられます。

残念なところは敵として登場する相手がやや小者臭がするところでしょうか。
こちらは元々は007と似たような境遇からMI6の凄腕エージェントとなり、任務の過程でMに切られた、言ってみれば007の合わせ鏡的な存在です。
言い換えればもう一人の007のような存在ですので、うまく描ければそれこそアメリカ映画の人気ヴィラン…… 例えばマグニートーやダース・ベイダーに匹敵するほどの魅力のあるキャラにもなりえたところなのでしょうが、Mへの精神的依存というところをある意味リアルに描き過ぎたせいか、ちょっと壊れたマザコンのストーカーという以上のものはあまり感じられず、多くの部下を率いる大物という雰囲気は殆ど感じられません。
それどころか何でこんな変なのに付いてくる部下がいるんだろうとすら思えてしまうほどです。

まぁ、それを含めてもいい映画としてまとまってると思います。
基本的にはシリーズのファン向け映画のような気はしますが、そうでない人も見る価値は十分にあるのではないでしょうか。





posted by lasta at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英数・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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